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2016/07/07

ハモリパート概論

おはこんばんにちは。

遅くなりました。二単位ですよ。





今回は次の譜例を用います。









何となく似た旋律がありそうですが、今作ったものなので問題ないでしょう。

ちなみにベースの音も参考程度に入れています。



最もきれいにまとまる音程は1度や8度ですが、ハモリではないですね。

基本的には3度もしくは6度のハモリをすれば大丈夫だともいわれます。




例えばこんな感じですね。







これは全て3度でハモリを付けました。

単調で、しかもコードと音が合わない部分もあります。

最初とか最後のラの音ですね。

C6になっちゃいますから、避けた方がいいです。


コードによって音を変えてみましょう。















このように、部分的に4度や5度を組み込むとより流れのあるハモリになります。

また、最初と最後は同じ音にして、ラの音を消しています。




ちなみに、メロディーの3度上にハモリを付けることもできます。

ただ、ハモリの方をメロディーと勘違いしやすいです。

これはハモリパートの音量をを小さくすることで解決できます。




6度ハモリもできます。こんな感じです。



ハモリパートの音域が下がったのでベースも下げています。

下の方が厚くなるので、安定感が出てきます。


あ、6度上のハモリは気を付けましょう。3度上よりもメロディーっぽく聞こえます。





これまでは2つしか声部(パート)がなかったのですが、これにもう一つ付け足してみましょう。










少し見づらい音域でしたね。被っちゃいました。

よりどっしりしました。ハモリの音量は下げましょう。





気を付けないといけないのは、こういうブロックみたいな形にすると本来のコード楽器と音がぶつかる可能性があるということです。


その時はテンションだって言い張れば大丈夫です。





ちなみに、2度や9度のハモリは次の音で解決するなら使えます。

2小節目の4拍目みたいに。

まあ、使っても使わなくてもいいです。



もし個別に相談があればどうぞ。

急ごしらえの旋律よりは、ハモリを付けたい旋律の方がやりやすいので。

それでは!

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