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2014/08/02

音が苦

 こんばんは。今日は合唱隊として演奏会に参加してきました。魔笛やフィガロの結婚、椿姫からいくつか抜粋して歌うというものでしたが、イタリア語がなかなか読めず覚えられずで大変でした。ゴディアモゴディアモゴディアモ…






今まで様々な演奏会に参加してきましたが、やはりステージで演奏するのは楽しいですね。自分の練習の成果をお客さんが見てくれて、さらにそれに対して盛大な拍手で賞賛してくれます。その日までの努力が報われる瞬間でもあります。



ですが、必ずしも楽しい演奏になるというわけではなく、時として苦い思い出となってしまうこともあります。



これは練習を十分にせず自分の中に演奏する曲が入りきっていないため、楽譜を食い入るように見たり、拍取りに気を取られたりで、他のことは一切目に入らないような時に多く起こります、よね?



ところでよりよい演奏とは、音の間違いがないとか、テンポ通り演奏できているとか、そういうことではなく、もう一つ次元の高い場所にあるもので、自分なりの表現が出来ているか、何を聴いている人に届けるのかということだと思っています。



練習する中で、自分の取り組んでいる曲に真摯に向き合い、その曲に対しての理解を深めていくことにより、その曲が自分の血となり肉となりその後の音楽性にまで影響することになるのでしょう。



その血肉にあたるものが私は少ないから作曲するときに困ってしまうんです。アドリブを弾く時にももう少し引き出しが多かったらと頻繁に思います。



だから、言うまでもないことですが、最大限の努力をして演奏に臨みましょう。妥協は決して芸術家のすることではありません……と、自分に活を入れて今日は終わりにしたいと思います。おやすみなぱい。

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