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2015/12/04

男シャリ

おはこんばんにちは。

3回目の作曲ゼミが終わりました。まぁ、作曲と銘打っているだけで本当は適当なテーマについてあーだこーだ議論するまとまりです。

今回はベートーヴェンのピアノソナタ1,2,3番を題材としてモチーフやフレージングについてあーだこーだ議論しました。

あんまりよく説明できないですけど、やっぱり人と何かをやるのって楽しいわけで、例えるならアンサンブルみたいな感じでしょうか。奮ってご参加ください(宣伝)。






さて今回ね。

部屋の乱れは心の乱れって言うよね。最近部屋の中にカオスな部分とそうではない部分があるので、心の中にもカオスな部分とそうではない部分があるのでしょう。

やっぱり、片付けする上でモノがたくさんあると邪魔なんですわ。まず減らさないと並べるものも並べられない。

でも減らすにはどうすればいいかってことですよね。思い出の品、まだまだ使えそう、誰かは使ってくれそう、色々な理由で捨てるのをためらってしまいます。分かります。

だから僕はそれを見てときめかなくなったら捨てます。

例えば服。とりあえず全部出してきて適当に山積み。2年くらい着ていないシャツなら、「それだけときめきが薄れたんだ、捨てる」となりますし、カッサカサのリュックも「色褪せていてときめかない、捨てる」となります。

パッと見で手に入れた時に似た感動がなければどーせ持っていても使わないですよ。

思い出が詰まっているものは写真を撮って捨てる。結局使わないんだから。

実用的なものだけ残す。これ断捨離の極意よ(たぶん)。

カテゴリ別に山積みにして捨てる。これ断捨離の極意よ(たぶん)。





昔はね、

質の低いモノでもたくさん持ってることこそが素晴らしいって思ってたの。

だから文房具とかも絶対に使い切らない量を持っていたし、おもちゃだって使わないのも買ってた。

結局使わなかった。

50円で1本の鉛筆を買って使い切ったら50円分使ったことになるんだけど、200円で10本の鉛筆を買って1本しか使ってなかったら20円分しか使っていないわけで、結局180円分損したことになるのよ。

安物買いの銭失いだったね。これピアノの先生にさんざん言われてたわ。

持っているだけでどこに置くとか中身が少なくなってきたとか考えないといけない、つまり管理するのに時間がかかる。

それでなくても時間がないないって言ってるのに、余計な時間は使わない方がいい。

だから量より質の考え方になったんです。





やっぱりね、質のいいものはいいですよ。高くても。

だって見てて嬉しくなるもん。小さいときほど感動しないけど。

そこにあるのが嬉しい、持っていられるのが嬉しい。並べておけるのが嬉しい。

分かります。

やっぱりデータとは違って、目の前にあるっていうのがいいんですよ。

データには触れないですからね。現段階では。

話が逸れそうですね。




最近は趣味を謳歌しています。片づけね。

ここにこれを並べて、ここにこれを置く。

最高。

お酒飲みながら。

最高。

いらないものを捨てる。

最高。

その流れで五線紙に向かう。

最…初はスムーズにできるんですけどね。

やっぱり途中でぶつかるんですね毎回。

作曲のネタはものすごく散らばっています。

だからネタを断捨離して質のいいものだけ残して曲にまとめればいいわけですね。

分かってはいるんだけど断片だらけなんだよな~




小説とか絵とかかいてみようかな。やっぱり文章は上手に書けないとだめだよな~。

なんか分析しようか、せっかくだし。



これね、ちょー素敵な曲。女の愛と生涯、シューマンね。

参考url貼っておくね。スマホの人もいるだろうから一曲だけのやつ。

https://www.youtube.com/watch?v=izvKWlKuCSg

歌詞も書いてるから意味わかると思う。

和音は下に書いたとおりだよ。一応言っておくとクラシックではシのフラットの音を単にBって書くからね。ちなみにシのナチュラルはHって書くからね。Hね。


じゃあ黄色からね。基本的な和音進行ね。下に音が集まってるけど。冒頭とか低音での3度だからね。ローインターバルリミットの限界よこれ。移調したら濁っちゃうよこれ。

そしてその間に挟まってる八部休符ね。何かひっかかるよねこれ。前に進みたいけど進ませない、みたいな。つんのめる感じ。

さて次のオレンジ。「あの方に初めてお会いして以来」→ジャーン!!→「わたしは盲目になった思い」となるわけです。ここ歌ってたら下のアクセントの音が聞こえづらくなります。

しかもここで暗い和音VIが出てきます。平行短調のIね。何か乙女心ずっきゅんな気持ちを表しているんでしょうか。アクセントもあるし。

紫。ハ短調になります。ハ短調であることは臨時記号から分かりますね。その後もHとAsがあるときはハ短調、Aがあるときは変ロ長調ね。

4小節目2拍目裏で次のフレーズが始まって完璧にハ短調に移行します。

ピンク。2度上がっています。でも最初はFからGで全音だったのがここではGからAsなので半音。何とも心に来るメロディーです。

水色。ねっとりと解決します。前のBは倚音ですね。ちなみにそれ前のGesは経過音なので別になんでもありません。転調はしていません。強いて言えば同主短調からの借用かもしれませんが。ところでもう変ロ長調に戻っております。

茶色。変ロ長調の下属音ですね。大事な音よ。音域の頂点ね。音も長くなってるし。耳に残るよね。二回目はハ短調の音扱いになってるね。

緑。直前と同じ進行だけど右手の音の並び方が変わったよね。少し低くなったことでより心にしみるよね。この途中でまたハ短調になります。



歌詞を見なければこんな感じね。

ネタバレだけどこの女の人、結婚してその人との子供もできるけど、旦那さん死んじゃうのよ。最後の曲で。

散々悲しい思いをしているだろうに、曲の一番最後でこの譜例の部分が出てくるのね。

初めて会った時のことを思い出してるんだろうね。さすがに泣いたわ。しかも歌ないの。ピアノだけなの。通して聴いてみて。

細切れにしてあーだこーだ言ったけど、別に分かったからってどうなるもんでもないんだけどね、でも分かると変わることもあるからね。

何かリクエストがあったら細切れにしますから遠慮なくどうぞ。

俺もいい旦那さん見つけるか…(遠い目)

おやすみなぱい。

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