おばんです~
いや本当は更新するつもりはなかったんですけどね。眠いし。ただここ最近頻繁にアクセスしてくれている方がいるようなので更新。
今日はドビュッシーの弦楽四重奏曲の分析発表をしました。指導教員の授業で。めちゃくちゃ緊張した。超顔色気にしてた。ところで超って打っても調って出してくるこのIMEぶっ飛ばしたい。
そういえば木曜ゼミを大学院でもやることにしました。大学で作曲研究室の皆様にはさんざんお世話になったので、その恩返しをしたいと思っています。作曲専攻でない方々に是非来てほしいと思っています。
そして三つめ。お酒を飲むと下半身が痛くなるんですがどうすればいいでしょうか。神経痛なんですかねこれ。シラフになった時がピークなので、3次会後とかは今までもかなり痛かったです。やっぱりロキソニンかなぁ…
さて今回はね、電子音楽の話ね。
クラシックの現代音楽、テクノ、ポピュラーなど諸々当てはまるかと思いますが、とりあえずスピーカーを通して音が出てくる音楽ね。
僕はどうしてもそういったものが生きた演奏をしていないように感じるんです。
例えていうならば、シンセサイザーを弾いているのは僕なのに、そこからかけ離れた場所で音が鳴る、みたいな。
ピアノみたいなアコースティックの楽器は奏者の息づかいまで音から感じられるんですよ。オカルトチックですが。
まぁ、音の個性を聴けば誰が弾いているのか分かりますから、息づかいなんて当然分かるんですが。
その息づかいが電子楽器からは感じられない。心に響かない。鼓膜が響いているだけ。
それの原因としては倍音が少ないサンプリング音源を使っていること、リアルタイムの音色変化が非常に少ないこと、スピーカーが奏者から離れた位置にあること、などいくつも挙げることができます。
この間キーボード学会なるものに行って、エレクトーンプレーヤーの方に同じ話をしたのですが、立体感が少ないからかともいわれました。
この立体感というのはおそらくスピーカーの位相を合わせるとかそういうことなんでしょうが、音が「ある」位置を疑似的に奏者のいる部分に固定できれば立体感を作り出せるんでしょうね。
なんか難しいですかねこれ。
そもそも立体感を出すのに2チャンネルのスピーカーで何とかしようっていうのもきっと大変なんでしょうね。
映画のサラウンドシステムだと臨場感がはっきりしていますし。
あとはレコードですね。あれも音がはっきりしていて、スピーカーの向こう側に奏者がいるような錯覚さえしてしまいます。
そこでなんですが、これを解決するにはどうすればいいかと。
スピーカーうんぬんもありますが、サンプリング音源を使うのをやめるしかないですね。
物理モデル音源を使うしかないですね。
これは生の楽器がどのように発音するのかを演算して音を作り出すシステムですが、ピアノの弦の響き方はもちろん、どう共鳴するのかも演算することが可能です。
特定の動画を宣伝することは控えますが、動画サイトで調べてみてください。弦楽器とかはたまげます。
やっぱり自然にある音って倍音が豊かに含まれているんですよ。簡単に聞こえればいいんですけど、なかなか倍音だけ聞くのって大変ですよね。
さんざん倍音って言葉を使っていますが、これが音色の個性を見分けるためのパラメーターであり、人によって声が違うのもこの倍音の成分が違うためですね。
つまり、僕は曲を作る上で電子楽器をもっと使いたい。演奏でももっと使いたい。
でも現段階では使っても芸術性はないと考えているわけです。
20年来の付き合いですからね。電子楽器は。
だからといって悲観するだけでは先に進みません。
そのシステムを作るべく試行錯誤したり右往左往しています。もう茨の道です。迷いの森です。
100年先の音楽を見据えて努力しているだけなので、成果が出るまでには死んでいるかもしれません。
その時はイケメンに転生して人生イージーモードで攻略しますね。
なかなかこの器だとハードなので。
はい。
眠いっす。
また改めて更新しますね。
ファンレター、突然のメロンの贈り物などなど、募集しております。
ではおやすみなさい。
0 件のコメント:
コメントを投稿