ヘッダーナビゲーション

2015/02/15

回顧録2

こんばんは。

卒業制作も何とか終わり、あとは卒業審査会という一大イベントを残すのみとなりました。





 先日、上級英語を履修していた学生と先生の飲み会に参加しまして、色々なお話を聞いてきました(もちろん全て英語)。

その中で、「英語の上達にはどうすればよいか」という話になりまして、先生が熱く「まずは聞くこと。赤ちゃんは何か月も聞いてるでしょ? 聞いて、話して、読んで、最後に書く。この順番が乱れてるから日本の英語教育は役に立たないんだよね。ところでこの順番、音楽でもそうだよね?」と語ってくださいました(もちろん全て英語)。

ごもっともです。腑に落ちました。

例えば、「ジャズがよくわからない、どう勉強すればいいんでしょう」と聞かれたことがありますが、言うまでもありませんよね。

まずは聴きましょう。

聴いて、弾いて、たくさん本を読んでそれに触れている時間を極力増やすことが大切だと思います。

もしすべて取り組めば総合的に勉強することができます。

 なぜこんなことを書くのかというと、クラシック離れが顕著である(ように思える)からです。

「堅苦しい」とか、「長い」とか、おそらく良い印象を持っていない人が多いのではないでしょうか。

それはきっと小中学校のときの音楽の授業が退屈だったためではないでしょうか。

一理ありますが、クラシック音楽は堅苦しい曲だけではありません。

2分程度で終わってしまう曲、運動会で流れそうな楽しい曲など、様々です。

ですが膨大な作品数ゆえに、自分に合った曲、自分が求めている曲が見つからない人が多いのでしょう。

分かります。僕も中学生の時は真っ暗な迷路を歩いているような感じでした。

流行の音楽はテレビで流れますけどね、クラシック音楽はBGM的に使われるだけですからね。うんうん。




 つまり僕が何を言いたいのかというと、「みんな僕の曲を聴いて!」ということ(笑)

もちろん自己の名誉のためだけに言っているのではありませんよ!

クラシックとはそもそも古典的と言う意味ですが、つい最近作られた曲でも同じ考え方ならクラシック音楽と言うことが出来ます。

現代音楽というジャンルになりますが、これらは総じて分かりにくいです。

作曲家の思想が色濃く反映されています。

何度聴いても訳が分からないということもあります。

特殊な奏法や不可解な和音、旋律が並べられたグロテスクな作品が多いように思います。

そうではない曲もいくつかありますが、僕はそうではない曲を作りたいと思っています。

シュールだけどカラフルに、をモットーとして、綺麗な音楽を作ります。

何度も何度も聴いてもらえれば、他の現代音楽を聴くきっかけにもなり、他のクラシック音楽を聴くきっかけになるのではないかと考えています。

まだまだ質・量ともにどうしようもないですが、これからもご贔屓にしてください。

卒業演奏会では新作を演奏してもらおうかと思っております(予定)。

そのうちネタとして経歴でもまとめてみようかな。



さてさて、日も変わったのでネット環境がない家に帰りたいと思います。

おやすみなさい。

0 件のコメント:

コメントを投稿