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2015/01/02

ポケモン

こんにちは。



更新します。





皆さんポケモンってやったことありますか。



僕は赤緑青黄金銀クリスタルルビーサファイアエメラルドファイアレッドリーフグリーンダイヤモンドパールプラチナハートゴールドソウルシルバーブラックホワイトブラック2ホワイト2XYオメガルビーアルファサファイヤと、今まで出たソフトは(途中断念したのもありますが)全てプレイしている皆勤賞ユーザーです。



もちろん厳選することもありますが、今日はその話ではなくてBGMのお話です。






どんなゲームにもBGM(=Back Ground Music)と呼ばれる曲はあるでしょう。



ストーリーうんぬんよりもむしろその曲によってゲームが有名になることもよくあるかと思います。



そのためには作曲家が趣向を凝らして様々なアイディアを取り入れるわけですが、ポケモンも同様であるという増田さんたちのお話がオリジナル・サウンドトラックのブックレットの中に書いてあります。



それによるとポケモンはアジアの音階を使って民族色溢れた曲を作っているということです。



少し分析してみましょう。






例えばポケモンの曲と言えば、初代赤緑のオープニングです。



これは明らかに主音がGの曲です。



第三音がシ♮であることを考えるとGメジャーと考えてしまいそうですが、ファ#の音に比べるとファ♮の音が頻繁に使われています。



これをメジャーとマイナーの2種類の音階から考えてしまうと混乱を招きますが、実は音階には様々なタイプが存在するということを知っていれば何ともありません。



例えば上で考えた音階というのは「教会旋法」の中になる「ミクソリディア旋法」というものになります。



これは長調の第七音(=導音)がナチュラルになる音階で、しばしばジャズのアドリブの中でも使われるものです。



アジアの音階の中で用いられていたかは記憶にありませんが、おそらくこれが民族らしさ一つ目ということになるでしょう。



ちなみにこの音階は教会で歌われていた曲にはよく使われており、他にもガーシュイン《ラプソディー・イン・ブルー》などに使われています。






ちなみにポケモンに限らずゲームボーイやファミコンは同時に四音までしか出すことができませんでした。



そのため、和音を鳴らしてしまうと他のパートが使えなくなってしまうことから、「対位法」という旋律を組み合わせて曲を作る方法を使っています。



ちなみにゲームボーイアドバンスぐらいになると、パート数も少し自由になっているようです。



また、時代を経るにつれてポケモンの民族性は失われてきました。



それはおそらく作曲者が変わってしまったことが一因として挙げられると思います。



歴史が長ければ長いだけ、過去と比べられてしまうのが運命だと思いますが、僕は過去の日記を見返すことなく前に進むことだけを考えて書きたいと思います。



(本当はもう少し書きたかったんですけど思ったほど曲が思い浮かばなかったので、何か例があったら教えてください。)



おわり。

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