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2014/09/26

Synthesizer Performance Technique 01

こんばんは皆さん。久々にゆっくりできる夜ですが、(自称)かまってちゃんなので寝ずにムズムズしております。



 今日は暇なので、自分のシンセサイザーの弾き方についてつらつら書きます。



元々バンドで使う目的で買ったわけではないシンセサイザーMM6なので、音作りが出来ずとても不便なんです。



ですがその中で最良の響きにするために頑張っていることが一つ。



それは「メロディーとソロ以外は浮かない」ということです。



つまりシンセサイザーの音は出てくるまでの過程が他の楽器陣とは違うので、どうしても浮きやすいんですよね。



機械だからチューニングが狂うわけでもないし、いつもエフェクトをかけまくって弾くわけでもないし。



電子音的な音色ならいいんですが、サビでよく入ってくるストリングスの音色とか合いの手役のブラスの音は違和感がすごく出てしまうんです。



そこで役に立つのがヴォイシングを変えるということです。



例えばストリングスで、「ド・ミ・ソ・ド」と押さえるところを、「ド・ソ・ミ・ド」とか「ド・ド・ミ・ソ」に変えてしまうんですよ。



また、ベースが弾いていればルートが変わることはないので、例えばメロディーを出したいのなら「ソ・ド・ミ・ソ・ミ」、ギターの間に埋もれるようするなら「ド・ミ・ソ・ド・ミ」など、場合によって使い分けるんですね。



低音側でコードを押さえるのも非常に有効です。音源を聴いてもストリングスのメロディーしか鳴っていないようで、実はその下で和音もなっています。



そうするとベースとギターのつなぎ役ができて、さらにストリングスの音も目立たせることができるようになるわけです。



ちなみに浮かせるためには低音側の和音を弾かなければいい訳です。もちろん間がスカスカになってしまうので、ギターなどに補ってもらいましょう。



このヴォイシングの話はストリングスだけではなくピアノやパッド系の音色にも当てはまります。特にパッドなんて名前の由来からして間を埋めるものなんですから。



もちろんキーボーディストの皆様はコード理論を覚えて、オープンヴォイシングとクローズヴォイシングの違いも耳で分かっていると思いますので、何を今さらという感じでしょうが、覚え書き兼他の楽器の人にも知ってもらいたいという意味を込めて書きました。



別な方法も小出しにしていきたいと思いますので、乞うご期待ということで。

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