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2014/08/03

誇り

 こんばんは。世間は祭で浮かれていますが、ウールマークのあるスラックスを洗濯してしまった私は沈んでいます。ダブルのすそ上げをしてもらったので気に入っていたのですが、この子は縮んでしまうのでしょうか。




 ところで最近、音楽と美術が近いものであるということに気づき、専門の勉強をほったらかしにして西洋美術史の本を読んでいます。ここでの紹介はしませんので、興味があったら是非お知らせください。



まだ歴史の流れが頭に入っていませんが、私は印象派以後の絵が非常に好きだということが分かりました。例えばモネの輪郭がぼやけた絵、カンディンスキーの抽象的な絵、マグリットのシュールな絵などです。便器を展示したデュシャンの考え方も非常に好きですね。(何せ彼は作品の運搬途中に誤ってヒビが出来てしまったことを喜んでいるのですから。)



音楽も同様で、印象派以後の曲、例えばドビュッシー、ラヴェル、ストラヴィンスキー、メシアンなどが好きです。彼らの作品は和音の進み方が耳に新しく、楽器の使い方も以前と比べると大きく変わっています。古くて、茶色っぽくて、かしこまった作品よりも、色彩感溢れる20世紀の作品が魅力的に見えてしまいます。



それと、現代的なよく分からない作品も大好きです。是非検索してみてください。



 音楽と美術が近いというのは、ちょうどコンセプトが似通っていることに依るのだと思っています。作品を作るということに限定すれば、自分の考えを他人に伝えるものがキャンバスか楽譜かという違いだけでしょう。私は自分の作る曲も絵で表現することができると思っています。ただ絵は下手なのでイメージするのに留まっています。(絵を描くことができれば、自作の表紙デザインをどうするかということで何時間も悩まなくて済むのでしょうね。)









 作曲家としての心を養うために美術の勉強など様々なことに挑戦していますが、「商品」を作ることはしばらく遠慮したいと思っています。その辺はまた別な機会にお話したいと思います。

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