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2015/04/13

断捨離症候群

 おはこんばんちくび。

大学院生となり早いもので13日も過ぎてしまいました。

僕は右足首の爆弾に火が付いたため自宅療養中です。

そのため指導教員との顔合わせと初回の授業を休んでぐうたらしています。

僕には自転車より車椅子のほうが役立つのではないかと割と真剣に考えているので、経験者の方がいましたら是非お知らせください。






 2週間前に東京に出てきたはいいものの、時間ばかりが無駄に過ぎています。

正直なところ3月は予定を詰め込みすぎて3回くらい死にましたが、今はバイトも授業もないため毎日賢者のような生活を送っています。

部屋の片づけも8割方完了し、住所変更もろもろの手続きもほぼ終えたので、手持ちの音源を使って遊んで寝るだけという何とも贅沢な時間を送っています。



 今日は引っ越しのお話。

僕は4年前に一人暮らしを始めたんですが、その時は実家からアパートまでが近かった(車で2時間)ため、段階的に荷物を移動することが出来ました。

実家の机が必要になれば持ってきてもらい、いやらしいDVDが必要になれば取りに帰る(持ってない)、ということが簡単に出来ました。

しかし、今回は一日でアパートを空にしてその日のうちに東京に荷物を運ぶという何ともハイレベルな引っ越しになってしまいました。

もちろん4年間でため込んだ荷物を1人で片付けられるはずもなく、結局6人で荷造りを行いました。

その時の荷物の多さは、アパート前がフリーマーケットさながらの状態になる量でした。驚き。

ワゴン車に詰めない荷物は金谷川に放置したり、捨てたり、後日送ってもらったりで難を逃れることが出来ましたが、改めて考えると非常に無駄なものが多いということに気が付きました。

何年も着ていない服、100均のかご、詰め替え用の洗剤、死にかけの根菜類、よく分からない充電器・コード類、勿体なくて使えない記念品などなど、お金に直したらどのくらいになるんだろうと考えながら捨てていました。



 何でもそうだと思いますが、最近は個々の細分・専門化が非常に進んでおり、同時に非常に便利になりました。

調理器具や洗剤は特にそんな感じですが、例えばパスタをあげる器具があれば粉物をかき混ぜる器具があります。

例えば粉洗剤があれば、柔軟剤があって、おしゃれ着用の洗剤もあります。

でもこれらはここ数十年で作られたものであり、使わないで生活している時代の方が長かったはずです。

極論を言えば箸と石鹸だけで何とかできるものを、お客様のニーズに合わせた、様々な商品を作ってきたわけですね。

もちろんそれが悪いことだとは言いません。便利なことは良いことです。

ですが、それに飲み込まれて販売会社の思う壺になってしまっては良くないのだと感じました。

実は最近気になっていた重曹(このパソコンは重奏という言葉の方がより知っているらしい)を買ってみたのですが、「茶渋取り、鍋の焦げ付き、コンロの油汚れ、トイレ洗浄、くしの洗浄、部屋・冷蔵庫・生ごみの消臭」など、非常に多岐に渡る使い方ができます。

工夫次第で何にでも使えるマルチプレイヤーということですね。



 ところで僕は学部四年間で新しいシンセサイザーを買うことはありませんでした。

それは節約のためというものもありますが、同じものでもできることがあると考えていたからです。

お金を積んで良い物を手にすれば楽に満足できるんでしょうけど、「ある物でベストを尽くす」ことが本当は大事なことだと思います。

限られたものの中でいかに工夫をするか、ということが最終的には自分を成長させてくれると思います。

あえて強く言えば、新商品になんて振り回されるべきではありません。

僕が強く実感しているのがシンセサイザーですが、これはどんなことにも当てはまるでしょう。



 今回の引っ越しで僕はミニマリスト(最小限主義者)になって、より深いところまで追及すべきだということを学びました。

さっそく説明書などの紙媒体で持っている必要のない書類は全てデジタルデータにしました。

これから過去の思い出の品、書類なども少しずつ間引いていくつもりです。

皆さんも少しづつ不要なものを減らして、より素敵な生活を送ってください。










次回は引っ越して2日で買った、最新シンセサイザーJD-Xiのレビューを書きたいと思います♡

では。

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